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TREKKING Mt. TAKATA

都万地区 高田山トレッキング

ガイドツアー

・「島前の絶景」と「都万集落」の景色は、満足度が高い絶景です。

・標高315mの山登りツアーです。

・往復3時間程度の短いツアーですが、傾斜がきつく注意が必要です。

・地域の山野草​についても解説しています。

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高田山トレッキング

昔の見張り台からの景色

【集合場所】海洋スポーツセンター

【時間】約 3時間

【集合時間】要相談

​【距離】往復 約 3キロ

​​【人数】最大 6名

【料金】 

・1〜4名:20,000円

 ・5名:   25,000円

 ・6名:   30,000円

​【中止条件】

​・警報発令時(大雨、雷)

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​​【受付】

・15分前までに施設2階で受付、支払い。

・飲料購入

​​【移動】

・ガイド車が先導

・お客様の車で移動(5分)

​​

【登山口】

・都万地区高田神社付近

・安全確認、注意事項を説明しツアー開始。

​​

​​

​【持ち物】

・歩きやすいシューズ

・長ズボン

・上着(ポリエステル、化学繊維)

・カメラ・スマートフォン(任意)

【注意事項】

・トイレは先に済ませる。

・隠岐の島町の山は急です。

​​【ツアーの特徴】

まず、高田山は傾斜がきつく注意が必要な山で、海洋スポーツセンターから車で約5分の場所にあります。隠岐の山は標高が低く傾斜が急な特徴がありますが、かつては島の山の高い所まで、植林や炭焼き、林業などで人が入っていた痕跡が見られます。また、今から約500年前、日本が戦国時代だった頃、隠岐諸島でも「山城」が盛んに作られ「見張り台」の役割がありました。当時の建物はありませんが、高田山は「天然の地形」を利用した山城があった場所で、山に登ってみると、当時どのように周辺が守られていたのかが分かります。普通に登れば1時間程度で登れる山で、所々に岩場の急で危険な斜面があるので注意が必要ですが、このような天然の地形によって山城が守られていたことが分かります。

そのほか

​​【山城トレッキング】

高田山は約600万年前の火山噴火の溶岩でできた山です。ガラス成分を多く含む「流紋岩」の山ですが、頂上付近の岩場には「柱状節理」と呼ばれる、溶岩が固まる時の割れ跡が見られます。山城で、岩は、敵に攻められた時の防御の役割がありましたが、高田山は柱状節理の地形を利用した山城でした。

高田山の周辺は、約1,000年前の平安時代は朝廷が所有する「荘園」でしたが、隠岐からは主に海産物が朝廷に納められていました。当時は「薪」で火を焚いて生活していた時代なので、高田山も薪を採るような山だったと考えられます。

隠岐で「山城」が作られたのは次の鎌倉時代になってからで、武士による統治が始まった時代です。隠岐の山城も周囲を見張るために整備されました。

日本で「城」と言うと大阪城、名古屋城、姫路城など、都市に建てられた立派な城をイメージしますが、「山城」は、それよりも古い時代の天然の地形を利用した城です。山城では狼煙(のろし)を上げて連絡を取り合ったり、水や物を補給したり、城を守るための工夫がされていました。

高田山には、かつて奈森城という山城があったと伝わります。当時、山陰地方で起こった「尼子」と「毛利」の戦国大名どうしの戦いで、劣勢になった尼子氏が、体制を立て直すために隠岐に逃れて来た際、隠岐は尼子勢力によって統一されたと伝わります。その後、隠岐で体制を立て直した尼子氏は、再び毛利氏と戦いますが、敗れてしまった複雑な歴史が残されています。

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